どうも、スマブロ@KENです。
今回は米国株の配当金について配当月の調べ方、保有銘柄の配当月をまとめてみましたので報告します。
Dividend.comがリニューアルしましたので、記事を更新しました。
各銘柄の配当金受領報告はこちら。
米国株の配当金の概要
米国株は四半期(3ヶ月)毎に配当金があります。配当金を受領すると少し得した気持ちになります。
しかし、当然ですが、配当金は企業が支払っているため、企業のお金が減ります。株保有者にとってはプラスマイナスゼロというよりも、税がかかる分、むしろマイナスです。
配当金が支払われるとその分、権利落ちで株価は下落するので、配当金を受領したら忘れず、配当再投資を行うようにしましょう。
スマブロ@KENはSBI証券の定期買付サービスを用いて、配当を再投資しています。定期買付の方法については、こちらの記事も参考にして下さい。
米国株の配当金っていつ支払われるのか?
配当金の口座への入金は、証券会社が米国での配当金支払いを確認し、必要な現地課税、国内課税処理を行った後、現地支払日から1~2国内営業日かかります。
さらに、配当受領報告書が証券会社から発行されるまでに1~2国内営業日かかるので、おおむね1週間ぐらいかかります。
米国株の配当金ってどこに入金されるのか?
米国株の配当金は、通常の証券会社の口座(円貨)ではなく、USドル(その国の外貨)で外国株式取引ロ座ヘ入金されます。
実際に入金されると、下記のような「外国株式配当金支払通知書」が届きます。
米国株の配当ってどのようにした支払われる?税金は?
米国株の配当金については税金がかかります。現地課税された後、国内課税を差し引いた金額が、USドルで入金されます。
米国株の場合、2重に課税されますので、手取りは7割ぐらいになります。
特定口座の課税 | NISA口座の課税 | |
現地課税率 | 10% | 10% |
国内課税率 | 20% | 0% |
合計 | 30% | 10% |
一定の所得(所得税/住民税の支払いがある)があり、米国+国内で2重に課税されている場合は確定申告することで外国税額控除を受けることができます。
この場合、外国税額控除一定額を所得税、住民税額から差し引くことができます。
ただし、NISA口座で取得した配当金は、現地課税はされますが、国内課税はかからないので所得税・住民税は非課税となるため、外国税額控除の適用を受けることはできません。
税金は積み重なると結構ばかにならないものです。税金に関しては別途記事にしたいと思います。
米国株の配当月の確認方法
米国株の配当月の調べ方
米国株の配当支払い月はDividend.comで確認することができます。
STEP1. サイトにアクセスして、画面①をクリックします。
STEP2. ティッカ-(コカコーラならKO)を入力します。(画面②)
STEP3.「Dividend Data」を確認します。
名表示項目は以下のとおり。
① | DIVIDEND (FWD) | 年間配当金 |
② | YIELD (FWD) | 年間配当利回り |
③ | Payout Ratio (FWD) | 配当性向。利益に対する配当の割合。 |
④ | Years of Dividend Increase | 連続増配年数。増配(減配しなかった)年数 |
⑤ | Dividend Frequency | 配当頻度。(年間に配当を出す回数) |
⑥ | Consumer Staples Avg Yield | セクター平均配当利回り |
STEP4.「Payout History」欄を確認します。
各項目の意味は以下の通りです。
CALENDER YEAR PAYOUT | 年間の配当金 |
CALENDER YEAR PAYOUT GROWTH | 年間の増配率 |
PAY DATE | 配当支払い日 |
DECLARED DATE | 配当金の現地発表日 |
EX-DIVIDEND DATE | 現地権利落ち日 |
PAYOUT AMOUNT | 1株あたり配当金 |
「PAY DATE」が配当を出した日です。
保有銘柄の配当月まとめ
という訳で、上記方法で保有銘柄を確認し、実際に管理人が配当を受領した月をまとめてみました。(※2023年時点ではJNJ,VZ,MMMは売却済みです)
まとめ
2 現地配当から1週間程度かかる。
3 配当金には現地課税(10%)、国内課税(20%)が差し引かれる。
4 2重課税の場合は外国税額控除を申請することで控除を受けることが可能(ただし、特定口座にかぎる)。
5 配当利回り、配当月はDividend.comで確認できる。
米国株ポートフォリオ、運用ルールについては、スマブロ@KENの最新2023年版米国株ポーフォリオを徹底解説したこちらの記事も参考にしてください。
配当金を目的とした投資の場合の銘柄選定はこちらの記事が参考になると思います。