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【徹底解説】米国株ポートフォリオの作り方

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どうも、スマブロ@KENです。

今回は米国株を運用して約4年になるスマブロ@KENが米国株ポートフォリオの作り方やその考え方について解説してみたいと思います。

こんな方向けの記事
  • 米国株について興味がある人
  • これから米国株をはじめようと思っている初心者の人
  • 購入銘柄や配分に迷っている人
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米国株ポートフォリオ

さっそくですが、保有している米国株ポートフォリオは以下のとおりです。

現時点では米国株オンリーのポートフォリオですが、米国株投資を始める前はFX、CFDを中心に投資をスタートしています。

投資をはじめた頃は「オーストラリア」、「南アフリカ」、「トリコリラ」など高金利通貨に投資するスワップ投資を行っていました。FXはレバレッジが効かせることができたので、10%程度のスワップリターンがありました。

当時は「いずれスワップ受取額が評価額を上回る」という理論で続けていましたが、年々円高が進行し、スワップと評価額が減少していきました。

実際に約6年間運用した結果「スワップ受取額は+74万円、評価額はー77万円」という残念な結果でした。ちなみに米国株を約4年間運用した時点では「配当金+36万円、評価額は+175万円」という結果でしたので、パフォーマンスは断然米国株が有利でした。

FXによるスワップ投資では総資産が増えないことに気づいたことがきっかけで、FXから米国株投資への変更を決意し、イチから米国株ポートフォリオを作成することになりました。

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投資タイミング

我が家では、生活資金、余裕資金、投資資金ごとに口座を分けて管理しています。

  • ①生活資金:給与口座で管理する
  • ②余裕資金:第2口座で管理する
  • ③投資資金:証券会社口座で管理する

基本的には余剰資金を年収の10%ほど残して、全力投資する方針ですので、FX、CFDで投資していたポジションを解消していきながら③の口座へ資金を移動しました。

米国株を購入する場合、証券会社内の「一般口座」、「特定口座」、「NISA口座」、「つみたてNISA口座」から選択して購入しますが、基本的には配当非課税となる「NISA口座」で購入します。

口座の種類

・特定口座
株売却益や配当金税金を証券会社で管理する。「源泉徴収あり」、「「源泉徴収なし」が選択でき、ありを選択した場合は確定申告が不要となる。
・一般口座
投資家自身で確定申告する。
・NISA口座
毎年(2014年~2023年)120万円の非課税投資枠があり、最長5年間は株売却益や配当金が非課税対象となる。
・つみたてNISA口座
毎年(2014年~2037年)40万円の非課税投資枠があり、最長20年間は株売却益や配当金が非課税対象となる。

NISA口座を選択した理由は配当金が非課税となるからです。

また、NISA口座で株式を取得するため、一括投資するのではなく、年120万を上限に分散投資していきます。

スマブロ@KENは約4年がかりでFX、CFDで投資していた資金を全て米国株に移しました。

NISA口座を使用することで銘柄による分散投資に加えて、時間による分散投資を実現することができます。

その結果、現時点では30%超の運用益を生み出しています。

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銘柄選択

米国株市場はおおむね年率7%程度で成長しており、S&P500インデックスを1つ選んでおけばOKという最適解があります。

このS&P500ですが、実際にスマブロ@KENも保有していますが、実に素晴らしいパフォーマンスを見せています。

パフォーマンス

2021年時点の米国株ポートフォリオ、S&P500(IVV)、ナスダック100(QQQ)を比較したパフォーマンスは以下のとおりです。

ナスダック100(QQQ)はアマゾン(AMZN)、グーグル(GOOGL)、マイクロソフト(MSFT)と言ったグロース(成長)株が多く含まれているため、近年のパフォーマンスは飛び抜けたものがあります。

米国株ポートフォリオはナスダック100(QQQ)、S&P500(IVV)と比べると劣後していますが、コカ・コーラ(KO)、P&G(PG)、ジョンソン&ジョンソン(JNJ)といった連続増配株を組み入れることで配当利回りを高めており、バランスの良いパフォーマンスを発揮しています。

配当利回り

配当利回りは以下のとおりです。

配当利回り

■米国株ポートフォリオ
・投資元本当たりの配当利回り(%)  : 2.59%
・評価額当たりの配当利回り(%)   : 2.00%
■S&P500(IVV)
・評価額当たりの配当利回り(%)   : 0.70%
■ナスダック100(QQQ)
・評価額当たりの配当利回り(%)   : 0.30%

2021年時点で米国株ポートフォリオで約16万円の配当があります。

配当目的のオールドエコノミー株は連続増配株10種で構成しているため、年間の配当額は少しずつですが、増額されていきます。そして、この配当金は年始に全て再投資することで、配当利回りを高めています。

米国株は四半期(3ヶ月)毎に配当金がありますが、スマブロ@KENは毎月配当収入があるように米国株ポートフォリオを構築しています。

米国株の配当金や支払い月について興味があるという方は米国株の配当や配当月の調べ方を徹底的に解説したこちらの記事も参考にして下さい。

米国株の配当月を確認する方法
以前、配当受領記事を書いた際に、そもそも米国株の配当金っていつ支払われるの?といった質問がありましたので、今回は私が使用しているツールや保有銘柄の配当月をご紹介したいと思います。
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投資戦略

さて、ここでスマブロ@KENの投資戦略についてお話したいと思います。

ゴール

スマブロ@KENは年金支給開始年齢時(65歳)に月7万円の配当金を得ることを投資のゴールとしています。

将来目標とする配当利回りを3%と仮定すると、投資資金は3888万円(((7万円x12ヶ月)÷3%)÷0.72*)が必要です。*0.72は特定口座における配当金税率を加味したものです。

戦略

米国株の中から、連続増配株を中心にインデックス(ETF)、グロース株を組み合わせてポーフォフォリオを組みます。

連続増配株で配当の核(コア)を育てながら、インデックス、グロース株にて資産の増加を狙い、上記の目標投資資金に達したら連続増配株に資金移動して最終的に目標の配当金を得る作戦です。

今後の米国株ポートフォリオの投資パフォーマンスを「米国株市場の年率7%成長」と、「配当金2%」から年間成長率9%と仮定して試算してみましょう。

追加投入資金は配当金の再投資のみとします。(※これまで、僅かですが年始に追加投資していますが、どの程度資産が増えるのか計算するために、一旦追加資金投入はなしで計算します。)

結果は以下のとおりです。

目標達成まで年率9%でも約20年はかかります。年率14%だと、約12年です。そう簡単に達成できる目標ではないことが分かります。ナスダック100(QQQ)だと、年間成長率25.6%なので、5年で達成できそう。。。

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まとめ

目標達成までは超長期投資となることが分かりました。投資期間が長ければそれだけ暴落リスクも増しますし、目標としている年率を維持することも難しいと思います。

投資の秘訣は、兎に角「勝ち馬」に効率良く資産を投入することです。

資産の少ないうちは「勝ち馬」に集中投資して、資産が膨らんだら、分散してリスクを落とした上で配当金目的の投資に切り替えればよいと考えています。

スマブロ@KENが複数銘柄に分散させているのは、単にどの銘柄が「勝ち馬」なのか、確証を得ることができなかったためです。ある意味、機会損失というリスクを抱えていたわけです。

ですが、この米国株ポートフォリオにより何に投資していれば効率良く資産を増加させることができたのかが分かるようになりました。

そういう意味においては米国株市場にまるっと投資できて、銘柄選定が自動で入れ替わるS&P500インデックス(IVV)、ナスダック100(QQQ)、NYダウ(DIA)といったETFは最適と言えるかもしれません。

みなさんは何を選択しますか?自分に最適なポートフォリオを構築してみてください!

2021年版の米国株ポートフォリオ、運用ルールについては、米国株ポーフォリオを徹底解説したこちらの記事も参考にしてください。

【2021年版】運用実績公開! おすすめの米国株ポートフォリオ!
本記事では投資初心者の方向けに2021年に管理人が保有している銘柄や運用パフォーマンス、運用方法をご紹介しています。ご一緒に米国株への長期投資を始めてみませんか?
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