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【新NISAの成長投資枠に最適!】(米国株)ETFのおすすめ銘柄ランキング

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スマブロKEN
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米国株は右肩上がりで最高値を更新し続けていますが、これから投資を始める初心者の方に自信を持っておすすめできる米国株ETFがたくさんあります。初心者の方から『新NISAにおすすめのETFをぜひ教えて欲しい』という声がありましたので、今回は米国株ETFについておすすめ銘柄をご紹介していきます。

2023.12.06 記事を更新しました。

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米国株ETFをおすすめする理由とは?

米国株にはコカ・コーラ(KO)やジョンソン&ジョンソン(JNJ)に代表されるような『オールドエコノミー企業』とアマゾン(AMZN)、グーグル(GOOGL)のようなテクノロジー企業に代表される『ニューエコノミー企業』があります。

これまでは財務基盤がしっかりした『オールドエコノミー企業』を選定して、『配当』を積み上げて行く『配当再投資(インカムゲイン)』スタイルに人気がありました。

一方、『ニューエコノミー系企業』はキャッシュを自社投資に使い、株価上昇による企業価値そのものの上昇を株主に還元する『キャピタルゲイン』タイプです。このタイプは売買タイミングをはかるのが難しく、株価低迷局面にて狼狽売りしてしまう傾向がありますので、初心者の方には比較的難しい投資スタイルと言えます。

そのため、初心者の方には財務基盤がしっかりした『オールドエコノミー企業』を選定することで、着実に『配当』を積み上げて行く『配当再投資(インカムゲイン)』スタイルをおすすめしてきました。

しかし、近年では『ニューエコノミー系企業』の成長が目覚しく、『配当再投資(インカムゲイン)』スタイルよりも『キャピタルゲイン』の方が資産形成スピードが早い傾向が顕著になっています。

米国に上場している銘柄は数千ありますが、その中から成長性のある企業(アマゾン(AMZN)、グーグル(GOOGL)、アップル(AAPL)のような個別銘柄)を選択するのは専門的知識と多大な労力が必要になるため、初心者の方には難しいでしょう。

そこで、初心者の方には『個別株』による特定の『キャピタルゲイン』に投資するスタイルよりも、『インデックス(株式指数)』による市場平均を目指した『米国株ETF』に投資するスタイルで効率的に資産を増やしていける場合があります。

この記事では米国ETFが初心者の方におすすめな理由とおすすめ銘柄を解説していきます。

米国株ETFとは?

米国株ETFとはインデックス(指数)との連動を目指した米国の証券取引所に上場している『投資信託です。

様々な指数(地域、商品、市場)に採用されている銘柄への包括的な投資効果があり、様々な銘柄に分散投資することができます。

初心者へのおすすめ理由① 分散効果がある!

米国株ETFの代表的な指数には『S&P500』があります。この指数はNYSE(ニューヨーク証券取引所)に上場している主要500の個別銘柄の株価をベースに算出されています。『S&P500』への連動を目指したETFは、米国の主要500社に投資するのと同じ効果があります。

つまり、今後値上がりする銘柄を米国の主要500社から1社選択するのは大変ですが、『S&P500』指数に連動したETFを購入するだけで、分散効果を得ることができます。

初心者へのおすすめ理由② 低コストで運用できる!

例えば、米国株ETFの代表的な指数『S&P500』は米国の主要500社から構成されていますが、その1銘柄ずつ投資するのは莫大な資金が必要になります。ETFは個別株同様に1株から購入することができるので、投資資金が比較的少ない初心者の方には投資を始めやすいというメリットがあります。

また、米国ETFには、投資信託と同様に資産運用会社が運用しているため、株式保有中は信託報酬に該当する運用コストがかかります。この運用コストはETFの場合、投資信託の信託報酬より比較的安く設定されています。

初心者へのおすすめ理由③ 成長性が高い!

米国株ETFの代表的な指数『S&P500』は年率7%程度で成長していると言われています。米国は日本と異なりまだまだ人口増加が望めますから、当面の間、米国経済市場は成長し続ける可能性が高いです。

また、個別銘柄による資産運用よりも指数を用いたインデックス投資の方が成績が優れている点があります。

実際にスマブロ@KENは4つのETFと、10の個別株(連続増配株が6、グロース株が4)を保有していますが、ETFの成績を上回る銘柄は5つ(ABBV、MCD、AMZN、GOOGL、MSFT)のみです。

このうち、AMZN、GOOGL、MSFTの3つの銘柄は圧倒的に指数を凌駕しています。一部(2割)の銘柄が市場を牽引し、残りの8割が平均を下回るといった感じです。

近年、個別銘柄によるアクティブ運用が市場指数に勝てていない状況から、分散、低コスト、成長性が魅力的なETFへの需要が高まっています。

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米国株ETFを選ぶときのポイント

米国株ETFには、その傾向によりいくつかの特徴があります。単純に低コストという理由だけで選定すると評価額が収益を下回ったり、将来的に自身のポートフォリオから外れたものを選択するリスクが発生します。

ここでは、米国に上場している多くのETFから選ぶ際のポイントを詳しく解説します。

米国株ETFを選ぶポイント
  • ① 投資対象が自分のポートフォリオに合致していること
  • ② 分配金が投資スタイルに合致していること
  • ③ 低コストであること

さらに詳しく解説していきます。

選ぶポイント① 自分のポートフォリオに合致しているETF

米国株ETFでは目標とする投資対象連動指数がそのままポートフォリオとなります。投資対象であれば「債券」、「社債」、「不動産(リート)」、「株式」があります。連動指数は「S&P500銘柄」、「グロース株」、「セクター株」、「連続増配株」、「高配当利回り銘柄」で構成されたETFなど、目的に合致している投資スタイルからETFを選択する必要があります。

No投資対象連動指数
1米国債券市場加重型債券指数等
2米国社債ブルームバーグ・バークレイズ米国社債等
3先進国株式MSCI コクサイ インデックス等
4新興国株式FTSEエマージング・マーケッツ等
5米国株式S&P500、グロース株、セクター株、連続増配、高配当、ナスダック100等
6米国リートダウジョーンズ米国不動産指数等

選ぶポイント② 低コストであること

ETFを選択する場合、日本の投資信託における信託報酬に該当する経費率を大幅に安く済むことができます。特に流通量が多いS&P500指数に連動した米国株ETFは経費率が1%を割っています。競争原理が働くことで経費率は年々低くなっていますので、非常に魅力的なETFが数多く上場しています。

選ぶポイント③ 分配金が投資スタイルに合致していること

ETFには個別株の配当金に相当する分配金が支払われます。ETFの分配金は年4回分配や各月分配などがありますが、分配金には税金がかかります。投資スタイルが配当目的であれば良いですが、市場の成長性に投資するスタイルでは分配金が比較的少ないものを選択する方が効率良く資産を増加させることができます。

No分配タイプ分配タイミング
1年3回分配タイプ6月、9月、12月に分配
2年4回分配タイプ3月、6月、9月、12月に分配
3毎月分配タイプ年12回各月で分配
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米国株ETF一覧

さっそくですが、米国株ETFの一部を表にしてみました。

※水色で塗りつぶしている枠は単純に数値平均した場合の平均値以上の数値です。

①経費率は全般に低コストとなっているため米国株ETFであればそれほど気にすることはなさそうです。

②分配金は債券、社債は各月分配となっています。一方、株式は年4回分配となっており、各月であれば「PFF」か「DIA」の2択です。利回りは株式であれば2%未満のものが殆どですので、自分の投資スタイル(配当重視か、リターン重視)によって選択しましょう。

③リターンは債券、社債は株式に劣ります。特に株式ではグロース株が市場を牽引しているため、テクノロジー関連の情報セクターや一般消費財(AMZN,テスラ等)が圧倒的に強いです。

配当重視なら「債券」「社債」。リターン重視なら「株式」といった感じです。

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おすすめ銘柄ランキング

それでは、米国株ETFのおすすめ銘柄を1位から5位までランキングしていきます。これから投資を始めようと思っている初心者の方に自信を持っておすすめできるETFです。

1位:インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ETF 【QQQ】または【QQQM】

インベスコ QQQ 信託シリーズ1(Invesco QQQ Trust Series 1)はナスダック100指数(Nasdaq-100 Index)に連動したETFです。

QQQMはQQQの廉価版でQQQの株価に対して半分程度になっていて、より買いやすくなっています。S&P500でいう、SPYに対しての廉価版であるSPLGと同じようなものです。

経費率はQQQが0.2%QQQMが0.15%と他に比べて少し高めですが、最先端テクノロジー(拡張現実、クラウドコンピューティング、ビッグデータ、モバイルペイメント、ストリーミングサービス、電気自動車等)の最前線にいる企業で構成されています。

米国市場を牽引しており、直近リターンが圧倒的に素晴らしいETFです。ただし、下落時の変動幅は他のETFよりかなり大きいため注意が必要です。

組み入れ銘柄は以下のとおりです。

順位銘柄比率
1Apple11.02%
2MicroSoft10.36%
3Amazon5.67%
4NVIDA4.16%
5META3.87%

2位:S&P 500 ETF 【SPLG】または【SPY/VOO/IVV】

SPDR ポートフォリオ S&P500 ETFはStandard & Poor’s 500 Indexに連動したETFです。SPLGはSPYが運用しているSTATE STREET社が運用している廉価版のETFで、株価がかなり低く設定されている点がポイントで、50$前後で非常に買いやすくなっており、複利効果を高めることができる、スマブロ@KENの最もお気に入りのETFです。

S&P500は米国株式市場の大型株で構成されており、米国に上場した時価総額の約80%が含まれています。構成銘柄のウェイトは株価に発行済み株式数を掛けた時価総額と、浮動株が発行済み株式数の50%以上の浮動株調整後時価総額に基づいて加重されています。

浮動株 :
発行株式の中で、安定株主に常時保有されておらず、市場流通性の高い株式のこと。浮動株が少ない銘柄は売買高が増加すると株価が大きく変動する可能性がある。

IVVは米国市場の各セクタ(生活必需品、、金融、エネルギー、テクノロジー、通信等)の大型企業で構成されていますが、時価総額に基づいて加重されているため、組み入れ上位はテクノロジー企業が多いです。

組み入れ銘柄は以下のとおりです。

順位銘柄比率
1Apple7.38%
2MicroSoft7.19%
3Amazon3.46%
4NVIDIA2.99%
5GOOGL2.02%

3位:SPDR ダウ工業株平均ETF 【DIA】

SPDR ダウ工業株平均 ETFはダウ・ジョーンズ工業株平均指数に連動したETFです。ダウ・ジョーンズ工業株平均指数は、米国優良30株の指数です。

ダウ・ジョーンズ工業株平均指数は米国株式市場の大型30株で構成されており構成銘柄のウェイトは株価平均型株価指数に基づいて加重されています。

経費率は0.16%と少し高めですが、ダウ・ジョーンズ工業株平均指数に連動した貴重なETFです。DIAは毎月配当があるのが特徴なので、出口終盤で配当戦略を取っている場合は選択肢になるのではないでしょうか?

組み入れ銘柄は以下のとおりです。

順位銘柄比率
1
UNITEDHEALTH
10.68%
2MicroSoft6.74%
3GOLDMAN SACHS6.05%
4HOME DEPOT5.68%
5MCDONALD’S 5.23%

4位:バンガード トータル ワールド ストック ETF 【VT】

バンガード・トータル・ワールド・ストックETFは米国を含んだ全世界および新興国株式市場を投資対象としたFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに連動した投資成果を目指すETFです。

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスは全世界の大型から小型までの先進国や新興国を含む47カ国の約8000銘柄で構成されています。

経費率は0.07%と他に比べて最も低コストとなっていおり、全世界(オールカントリー)平均のリターン、基準といえる成績を残しています。

組み入れ銘柄は以下のとおりです。

順位銘柄比率
1Apple3.81%
2MicroSoft3.76%
3Amazon1.79%
4NVIDIA1.45%
5VANGUARD MARKET LIQUIDITY FUND1.25%

5位:SPDRゴールド ミニシェアーズ トラストGLDM

最後は金現物の値動きに連動する投資成果を追求するETFです。

経費率は0.13%と若干高めになっていますが、GLDMは1株あたりの購入費用が非常に低コスト(40$程度)なので、手軽に金投資ができます。

このETFだけ株式ではないですが、一部のポートフォリオをゴールドで持ってくのも面白いと思います。動きは非常にマイルドで株式が低調のときは下落緩衝効果が期待できます。

組み入れ銘柄は以下のとおりです。

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まとめ

ETF選びのポイント①「自分のポートフォリオに合致している物を選ぼう!」
ETF選びのポイント②「分配金が投資スタイルに合致しているものを選ぼう!」
ETF選びのポイント③「低コストであるものを選ぼう!」

初心者の方には『個別株』による特定の『キャピタルゲイン』に投資するスタイルよりも、『インデックス(株式指数)』による市場平均を目指した『米国ETF』に投資するスタイルの方が効率的に資産を増やしていける場合がありますので、ぜひ、本記事を参考にして米国株ETF投資を検討してみてください。

また、初心者の方には財務基盤がしっかりした『オールドエコノミー企業』を選定することで、着実に『配当』を積み上げて行くスタイルもおすすめしています。

おすすめの高配当株を徹底解説したこちらの記事も参考にしてください。

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